カブトエビの利用・保護
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カブトエビの天敵 それぞれの生き物は、それぞれの場所で 密接なつながりをもって生きています。 カブトエビを おそって食べる天敵(自然界の害敵)は、水田に棲む(すむ)ゲンゴロウ、ヤゴ、カエルなどと、 * 食物連鎖 猛禽類(タカ・ワシなど) → 鳥類(サギ、カモメなど)→ ヤゴやカエルなど → カブトエビ → ミジンコなどの微生物 海鳥のウミネコは、普段は海岸の近くで食べ物を探して食べていますが、海が大荒れになると魚を採食でないため、 |
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カブトエビの利用 「田んぼの草取り虫」 2億年も前から現代まで、ほとんど姿を変えていないカブトエビは、水田で働いてくれる有用な動物です。 そのカブトエビが「ると、稲の生長を妨げる雑草を食べてくれb驍スため、農薬・除草剤を使わなくてよい。 現在、「新しい米づくり」「環境にやさしい米づくり」「カブトエビと米づくり」など、 しかし、残念なことに、カブトエビの生息数は、日本で減少しています。 生物資源の恵みを持続可能な利用 私たちの生活は、衣食住、紙、医療、燃料などにいたるまで、生物の恵みを受けて成り立っています。 しかし、人間の経済活動によって、海も、湿原も、川も、水田も、里山も生態系が失われてきました。 世代を超えた自然の利用を考え、生物を減少させず、維持可能な利用 をしていくことが大切です。 |
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カブトエビの保護と、その対策。 日本での生息数と生息地が危機 人類の活動が、身近な生き物の生息地を、埋め立てなどで著しく減少させてしまいました。 生物の絶滅数 地球上の生物は生態系という一つの環のなかで深くかかわりあい、つながって生きています。 1. 生物保護については、あらたに生物を絶滅させることのないように、保護・増殖をしていく。 生物多様性保全に果たす 自然教育の役割
多様な生物を育む自然は、教育・芸術・観光など、人間にとって有用な価値の源泉となります。 カブトエビは、田んぼの草取りに役立っている有用な生物です。 生物にたいして感謝の気持ちをもって、自然をいたわり、自然環境保全をしていくことが大切です。 自然環境保全は、一部の専門家だけに任せるのではなく、「私たち一人ひとり」がしていくことです。 「次世代の自然の利用」を考え、生物や環境を減少させず、維持可能な利用をしていくことです。 |
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世界のカブトエビ 4種 と 生息地
オーストラリアカブトエビ Triops australiensis アメリカカブトエビ Triops longicaudatus アジアカブトエビ Triops granarius ヨーロッパカブトエビ Triops cancriformis |
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