世界の動物地理区
|
||
動物地理区は、旧北区・新北区・東洋区・エチオピア区・新熱帯区・オーストラリア区の6区。 地球上の大陸や島の中で,生物相の特徴が,他の区域と区別できる動物地理学上の区域です。 各区域の境界線付近では,移行帯があります。 動物地理区は(鳥類を含む)。 鳥類は世界中に約8,600種が生息しています。鳥は飛ぶことができ自由に移動できますが、 |
||
旧北区 冬期は生物にとって厳しい気象条件になるため、鳥の種類は多く分布していません。 昆虫を食べる鳥や、ガン・カモの仲間が多く、ほとんどが渡り鳥の繁殖地です。 新北区 旧北区と同様に冬期は生物にとって厳しい気象条件になるため、旧北区と近縁の鳥が多く、 鳥の種類は多く分布していません。 昆虫を食べる鳥や、ガン・カモの仲間が多く、ほとんどが渡り鳥の繁殖地です。 東洋区 大小の島々からなり、それぞれの島で独自に特有の進化した固有種が分布しています。 熱帯樹林をすみかとし、果実を食べる鳥が分布しています。 エチオピア区 周辺区との境界線は海と砂漠です。東洋区と近縁の鳥が多く分布しています。 地上性の鳥と、スズメ目に属する鳥が多く生息しています。 新熱帯区 鳥の種類がきわめて多い区域です。果実を食べる鳥が多く分布しています。 古い時代に他の大陸と隔離していたため、他の種の鳥と競合が少なかったことから 原始的な鳥も多く分布しています。 オーストラリア区 古い時代に他の大陸と隔離していたため、独自に特有の進化した固有種が分布しています。 地上性の鳥が多く分布しています。 |
||