ウミネコの生活史 産卵
4月、5月、ウミネコは普通、一つの巣に1個から4個産卵。平均産卵数2.2卵。
ごく希には5-6個の産卵も...
ウミネコの卵 卵の大きさは、長径 65mm 短径 45mm。鶏卵よりやや大きい。 卵の色は、淡い茶色や淡い緑色などの地色に大小濃淡の黒褐色の斑点があり、一つの巣にさまざまな色・模様の卵がみられます。 それは、卵の模様が地肌の色合いにとけ込み、開けた場所で天敵に見つかりにくいためです。 |
一腹(ひとつの巣)2卵が最も多い 平均2.2卵 ひとつの巣に産卵する卵の数は、2個が最も多く(55%以上)、 ついで3個(20%以上)、1個(20%以下)、4個(5%以下)。 ごく希には5・6卵もある。 |
||
一つの巣に3個産卵(20%以上) 卵の色や模様と大きさはさまざまですが、最初に産卵した卵が最も大きい。 |
少ない一腹4個の産卵(5%以下) 卵が卵形である訳は、卵を巣の真ん中に寄せるとき都合がよい。 |
||
巣外に産卵された放置卵 産卵後、抱卵されることなく、放置されている卵。 抱 卵 |
|||
一つの巣に5〜6個産卵された巣を確認するこはできませんでしたが、縄張り意識の強いウミネコの雛が、一カ所に6羽まとまっていることから、5〜6個の産卵もあり得ることが推測できます。 産卵数5〜6個は、非常に希です。若鳥は産卵数が少ないようです。 |
|||
|
|
Nature Photo Gallery = S.Ochi`s HomePage に掲載の写真・記事の無断転載を禁じます。
すべての著作権は、越智 伸二に帰属します。
Copyright(c) Shinji Ochi. No reproduction or republication without written permission.