ウミネコの生活史 抱雛・かわいい雛の1日の表情
ウミネコの雛は歩けるようになった日から5日間ほどが最も可愛い。
遊ぶ、風を避けて眠る、首を振る、あくび、ねだる... など、雛の目線で見た表情
ウミネコの雛は、孵化して1-2日経つと歩けるようになる。雛の体重は、親の体重の250分の1ほど。 | 給餌が終わって、巣材の草をオモチャにして遊ぶ雛。 どの子どもも遊ぶのが大好き。 |
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雛の大きさは、8-10センチほど。 巣材の草を振り回して遊ぶ雛。 |
ウミネコの雛は、どの子もよく首を回す。 そして、兄弟が同じような行動をする。 |
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こんどは、この子が首を回した。 | 縫いぐるみの格好で、兄弟の頭の上でも平気で踏み越える。 | |||
外で遊んで体が冷えると、親の体の下へ潜り込む。それを抱雛期間は繰り返す。 | 親は抱雛する。雛は親の体と翼に挟んでもらって休息。 | |||
眼がさめると大あくび。 雛を観ていると、とにかく「あくび」をよくする。
ウミネコの舌の上部にはカギ型の突起があり、その舌はスライド式のため、食べ物を飲み込みやすい仕組み。 |
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風の強い寒い日、レースのカーテン越しに覗く。 | 親のお腹の下で休息。 親は雛をつぶさないよう、ゆっくり体を上下して座る。 |
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雛は休息していたかと思うと、また外へ・・・ 巣から出るときは、翼でも踏ん張る。 |
ふわふわの温かそうな綿羽で覆われていますが、「やませ」は冷たい風。命を落とす雛も多い。 | |||
外から親の羽に嘴を入れて、冷たい空気を吸わない。 「お母さん中に入れて...」親鳥は立って雛を抱き入れるか、翼と体の間に入れるかして温める。 |
やはり、外が好きらしい。親の背中から顔をたまに出す。 | |||
雛はお腹が空くと、親の嘴の先端(色斑)を挟んだり、突っついて食べ物をおねだり。
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一見、子猫(トラネコ)のようですが、可愛いウミネコの雛たちです。 親の大きな嘴を見つめる雛。
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「ピーピー」と鳴きながら、くちを開いて餌をねだる雛のしぐさが可愛い。
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子ども同士でよくケンカをする。はやく孵化したほうが強くて成鳥も速い。
5月、菜の花が蕪島を包む頃から6月中旬までに、こんな可愛い雛が1万羽以上も誕生する。 約45日後には、巣立つ・・・無事に育ってほしい |
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